テレビCMで「昔、加入した保険そのままで大丈夫ですか。」という言葉、よく聞きますよね。
見直しが必要なのは知ってるけど、何から始めたらいいのかよくわからない。
加入してから見直しをせずに時が経ってしまった保険、身の回りにありませんか。
私が加入しているがん保険は、30年程前のもので入院をメインにしたもの。
この内容だと必要な保障がカバーできないのではと心配でした。
この記事が、同じような不安を抱えている人の保険の見直しをするきっかけになれば嬉しいです。
保険の見直しが必要なことには気づいているが、何から始めたらいいのかわからない人
無料相談ってよく聞くけど、実際はどんなものか体験談を知りたい人
今のがん保険ってどんな内容のものがあるのか、簡単に知りたい人
今の保険を生かすためにまずやったこと
加入時の年齢で保険料は決まるので、若いうちに入った保険の方が保険料は少なくて済みます。
今まで保険料を払い続けてきた保険を解約しないで、このまま活かせたらいいなと思い、まずは保障内容を確認しました。
診断給付金は初回1回のみ
入院給付金は日数無制限で日帰り入院も支払い対象
通院給付金は20日以上入院することが支払いの条件、支払い日数も制限あり
65歳以上は給付金・保険金額が半分になる
かなり入院しないと、通院給付金が出ない保険だよね。
今は通院しながら放射線治療をする人が多いと聞くから、やっぱり見直しが必要だね。
今のがん治療は入院日数がかなり減ってきて、通院で治療をすることが多いというのはよく耳にしますよね。
具体的な入院日数の目安は、下の表のようになります。
悪性新生物<腫瘍>の部位別平均在院日数
「現在の保険に特約を追加して通院治療に備えることができないか」ということを担当の保険代理店に伝え、保険設計書を作成してもらいました。
通院治療に対応できる内容にした場合、保険料がどのくらい増えるか
その場合、保険料が将来的に上がることはないのか
放射線治療・抗がん剤治療などを受けた時、月額10万円の保障をつけると年額で25,000円ほど保険料が上がるため、払う保険料が倍になること(現在は年間28,000円程の保険料を払っています。)
追加部分の保険料は10年ごとの更新になるので、更新のたびに保険料が上がってしまうこと
この先収入がなくなった時を考えると、10年ごとの更新で支払う保険料が上がってしまうのは避けたい。
今の保険に特約で追加するのではなく、他の方法をとることにしました。
どんな保険があるのか知るために、無料相談を受けてみた
サイトを調べると色々なところで無料相談をやっていますよね。
相談したときはちょうどコロナ禍で、オンライン相談が可能なところが多かった印象があります。
実際に相談利用者の口コミもみながら候補をいくつか選びます。
- 担当者が合わなかった場合には変更できるところ
- 保険の比較をするため、取り扱い保険会社が多いところ
- 何度でも相談できるところ
この3点をポイントに相談先を選び、まずはマネードクターの無料相談をネット予約しました。
無料相談で対応するFP(ファイナンシャルプランナー)には、以下の3種類のタイプがあるので注意しましょう。
- 資格を保有しているFP技能士(1級~3級)
- FP技能士の中で、2年ごとに所定の継続教育や実務研修などを修了したFPのみが資格を保有できるAFP資格を持つ者
- 世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できるプロフェッショナルであることを証明する上級資格のCFP®資格を持つ者
担当FPからメールで相談内容の聞き取りと日時の予約の連絡があり、現在加入している保険証券と家計のわかるもの(家計簿など)を準備して当日を迎えました。
私の場合、ある程度相談したい内容が固まっていたので、具体的に外せない条件などをすぐわかるようにメモ書きしておきました。
ZoomやTeamsを使ったオンライン相談はとても便利。
夕方の時間帯に予約をいれ、仕事から帰宅してすぐ相談できるようにしました。
1時間半ほどの相談時間内に、こちらの希望内容(①がん保険を新たに探していること②外せない条件)を伝えました。
利用した無料相談ではキャッシュフロー表やライフプランを作成してもらうことができ、今後の貯蓄を兼ねた内容の保険と希望内容に合う内容の保険のパンフレット数種類とその保険見積書を送付してもらいました。
- 入院と通院に対して日額いくらという保障がつくタイプ
- がんと診断されたら治療方法によらずまとまったお金がでるタイプ
担当者から送られてきたパンフレットは大きく分けると上の2つ。
私は「通院治療に対応できる保険は通院日額いくら」という内容の保険だけを想像していたので、診断給付金がメインとなっている保険は考えていませんでした。
通院日数に応じて保障されるという方法はわかりやすいけれど、診断された時にまとまったお金が出るのなら通院費用以外のことにも使えるので、このタイプの保険で検討することに。
注意点として支払い回数が1回のみのもの、年に1度、または2年に1度で回数制限なく支払われるものなど、各保険会社によって内容は様々。
そこは注意しながらパンフレットで見比べました。
不安に思うことは何度も担当者とメールでやり取りをして加入する保険を絞りました。
詳しい説明を聞くことができ保険を選ぶポイントも分かったので、担当FPの紹介してくれたもの以外も探してみました。
その結果「自分に合っている」と思える保険を見つけることができその保険に加入。
お世話になった担当FPの方から加入できればよかったのですが、扱い保険会社の中にない保険だったので、自分で加入手続きをしました。
年間30,000円程の保険料で、生涯保険料が変わらず納得のいく保険に入ることができました。
無料FP相談をオススメするわけ
なんで相談料が無料なんだろう?
私も「無料なんて後から勧誘があるからなんじゃないの?」と思っていましたが、下のような仕組みから無料で相談を受けることができるのです。
- 相談料はタダでも 相談者が保険に加入するとFPは手数料収入が得られる
- 保険だけでなく、相談者が借りる住宅ローンから斡旋手数料を受け取るFPもいる
- 自治体が主催するセミナーや相談会は 主催者からFPへ相談料が払われることがある
この仕組みを知った上で申し込みをしたので、不安なく相談できました。
こちらが希望しない保険ばかりをすすめてくるFPもいて、その時は交代してもらいましたよ。
因みに有料相談は1時間あたり5,000円から10,000円位が目安となっているようです。
FP相談を受けた目的は保険の見直しのためだったけれど、この先、老後の資金作りや相続など税金関係の話も相談したいと感じました。
基本的なことを知った上で次回の相談は受けようと思ったので、自分でもFPの勉強をしてみました。
2024年から贈与税の取り扱いが改正になるので、この件についてもFP相談を受けてみたいと考えています。
自分だけでは、どこにポイントをおいて保険を選べばよいのか心配でした。
オンライン相談中に疑問点は解決できるし、後日送付されてきた資料を読み込んで再度、次回の相談までに疑問点があればメールで質問。
時間も効率よく使えて、わからないことは時間をとって考えてから質問できるので好都合。
以前、対面相談もしたことがあるけれど、時間が限られているので相談時間内には浮かばなかった疑問を解決できず、そのままになっていました。
この点もオンライン相談に魅力を感じましたね。
まとめ
保険は見直しが必要と言われても、ポイントが絞れず見直しのきっかけを見つけることが大変だと感じていました。
今はオンライン相談もできるようになっているので、仕事をしていても自分の時間に合わせて効率よく専門家に相談することができます。
心配されるしつこい勧誘もなく、保険以外の今後の資金作りのアドバイスもいただけて無料相談してみてよかったというのが感想です。
お金についてわからないことがあったら、無料相談してみるとヒントがもらえて役立つことが多いのでおすすめですよ。
無料相談ができる